皆さんは、毎日の生活で「自分なりの指標」や「選ぶ基準」を持っていますか?
私はここ数年、『コンフォート原則』という、暮らしの中で心地よさを最優先する基準を大切にしています。
「コンフォート原則」とは?
「コンフォート原則」とは、”毎日長く使うものほど、質の良いものを選ぶ” という考え方です。
例えば椅子や寝具、靴など、暮らしの道具に少しこだわるだけで、日々の快適さや満足度(QOL)がぐっと上がります。
私はこの考え方を、もっと身近な感覚に置き換えて取り入れています。
毎日触れるもの、手に取るもの、視界にあるものが、自分にとって「心地よい存在かどうか」を大切にしています。
私にとってのコンフォート原則は、毎日長く使うものを整えるという実用的な考えと、心が落ち着くモノを選ぶ感性的な視点の両方を含んだ、暮らしの基準です。
コンフォート原則で暮らしの改善
私がこの原則を暮らしの軸に置くようになってから、ある変化に気づきました。
心地よさを選ぶことは、「暮らしの小さなストレスを自然と和らげてくれる」ということです。
ほんの小さなストレスがなくなるだけで、心に余裕が生まれ、毎日の暮らしがすっと軽く感じられるようになると思います。
例えば、
- 飲み物を口に運ぶたびに感じる、グラスの心地よさ
- 毎日の食事で使う食器への思い入れや、その出会いの思い出
- 食器棚を開けたときに広がる、好きな器が並んだ景色
- お気に入りの家具たちがある空間へ帰宅時に感じる安心感
どれも些細な変化ですが、こうした「小さな快適」の積み重ねが、生活全体の満足度を静かに支えてくれていると実感しています。
実際コロナ禍で、おうち時間に焦点が当たったこともあり、より一層日々の生活で、どんな空間に自分の身を置くのか、という問いを考える大切さに気づいた気がしています。
毎日触れるものを整えることは、自分自身を整えることにも通じていると思います。
北欧デザインの心地よさ
こうした実感から、私は自然と「心地よさ」を与えてくれるモノやデザインに関心が向くようになりました。
その中で特に惹かれたのが北欧デザインです。

北欧のプロダクトには、単なる「おしゃれ」を超え、生活の質を底上げするためのデザインの工夫が土台にあります。
それは北欧の土地柄、長くて暗い冬に家で過ごす時間が多いという背景から生まれたものです。
短い日照時間でも、家で過ごす長い時間を少しでも快適にするため―美しく飽きのこない色やデザイン、使い続けられる耐久性―こうした工夫が、北欧のプロダクトには様々な面で丁寧に込められています。
商品説明や見た目などでは感じにくいけど、どこか使いやすくて心地いい、この思いやりのこもったデザインこそ、北欧デザインの魅力です。
これがまさに私が大切にしているコンフォート原則とも、ぴったり重なり、
そして、このさりげない心地よさが、自然と毎日の暮らしが豊かに繋がっている気がしています。
小さな心地よさが積み重なる暮らし
だからこそ、コンフォート原則と北欧デザインは、私にとってただの「好み」ではなく、暮らしを心地よく整えてくれる大切な軸となりました。
日々の暮らしは、特別なイベントよりも、何気ない瞬間の積み重ねです。
だからこそ、毎日触れるものや目にするものを「自分にとって心地よい存在」にしておくことが、暮らしを自然と整え、豊かにしてくれる大切な習慣だと感じています。
グラス・食器の使いやすさや居心地のいい空間やデザインによる安心感、そのひとつひとつが、小さくても確かな「快適」として、日々の暮らしを整え、心に余裕を作ってくれます。
ぜひ、皆さんも自分なりのコンフォート原則を暮らしに取り入れてみてください!
普段は北欧デザインを中心に、ガラスや食器について色々と綴っています。
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