少し前にベトナムを旅行した際、何気なく立ち寄った小さなお店で出会ったグラスがあります。
手に取った瞬間、ズッシリとくる重さと厚み。がっつりと頼もしい持ち心地。
それなのに、どこかレトロなフォルムで、ほんのり緑がかった色味が愛らしい。
マシーンメイドの量産品ではあるものの、
金型のラインがわずかに残り、厚みもひとつひとつ微妙に違う。
そんな“個体差”のある表情と素材としてのソーダ石灰ガラスの素朴さが相まって結構お気に入り。

旅行中だったこともあってか、「この国の成長や空気感が、このガラスにも滲んでいるのでは?」と不思議と思いながら、いくつか見比べて購入しました。
いまでは我が家のレギュラーメンバー。
昔ながらのソーダ石灰ガラスといえば、コカ・コーラのガラス瓶のような、どこか懐かしい響き。
このグラスも厚手で安定感があり、炭酸飲料や、少し豪快にカクテルを飲みたいときにちょうどいい存在です。
旅の記憶をふっと思い出させてくれながら、日常の中でガラスを楽しめる。
そんなところが、このグラスのいちばんの魅力だと思っています。
ほかにも、ガラスや食器について“マニア目線”でいろいろと綴っています。
素材やブランド選びの比較にも役立つと思うので、ぜひほかの記事もご覧ください。

